今日も寺子屋で、吉田松陰の講孟剳記を読みました。
人が「生きる道」を学ぶことは、
難しいことではない。誰でもできる。
自分の生き様はすべて自分のが決めている。自分で自分を尊重すべき。
成功や損得ではなく、仁義を求めるべき。
人は全力をつくして、始めてその人の天命を知る。
適当にやって自分に嘘をついていては、自分の性は見えてこない。
生きる道に絶対の形などない。
ただ持てるチカラを尽くすのみ。
昔の人が凄いのではなく、我々が知るに至る人が立派であっただけ。
我々も激昂すれば、彼らのようになれる。
先人の教えをまなび、後進にしっかり伝えていけばよい。凡人はできないできないと自暴自棄になっているだけ。
自己を修めること、民を救うことは、もともと一つの道。
孟子は、民の先駆者たれというが、
私は全然できていない。
ただ、その志を継ぎたいと思う。
自分の至らなさを痛感する機会になりました。