議会の合間をぬって、大阪日米協会の講演会に参加しました。
今日の講師は、アメリカ海軍ポール•マクルーア中佐です。
中佐は写真や映像を使いながら、
作戦の様子をお話下さいました。
私も二回東北にいきましたが、自衛隊もさることながら、米軍の助けはものすごかったと現地で聞きました。
今日はその具体的な様子が聞けてよかったです。
中佐は自衛隊の活躍を讃え、まず日本国民は自衛隊に感謝すべき、とおっしゃいました。米軍はあくまでヘルプでメインで働いたのは、自衛隊だということを強調されていたのが、印象的でした。
中佐の話の中で、今回米軍が機能的に動けたのは、普段の日米の合同訓練があってのもの、といったコメントがありました。
また、米軍が迅速に対応できたのは、横田にいた司令官が、本部や日本政府との合意を待たずに出動を判断したからで、そう判断したのは、人命が救える時間は限られていると考えたから、ということでした。
ほかにもいろいろな質疑がありましたが、中佐も立場があるので、確信的な回答は頂けませんでした。
米軍のヘルプは本当に有難かったです。しかし、それがないと災害支援だけではなく、国防もままならないのが、この国の現状であることも改めて感じました。
そうである以上、軍事だけでなく、経済でもアメリカの意向に沿わないといけないのも現実。
タダで守ってもらえるわけではない。
私は、日米同盟はこれからも強固に守っていくべきだと思います。ある
しかし、国防力、諜報力などは自国でしっかりもち、より対等な同盟にしていきべきではないでしょうか。
それには、国民の意識がそう向かねばどうしようもない。
安全はタダではありません。
今回の震災をきっかけに、少しでも皆さんに考えて頂きたい。