法科大学院時代にお世話になった先生と二年ぶりにお会いし、
三時間半も話し込みました。
政治や法律、人間学の話など多岐にわたるお話をさせて頂き、久しぶりにプライベートな時間を満喫できました。
正義とは何か、ローマ人の政治はどんなものだったのか、司法制度はどうあるべきか、これから求められる政治とは何か、サムライの生き方の美しさ、神谷は結婚しないのか、
など好きな話ばかりさせて頂きました。
先生の話で特に頭に残ったのは、
中国の宰相管仲の話です。
優秀な宰相でも、仕える王様のレベルが低いと苦労するという話で、宰相は王様を教育しないと良い仕事ができないという話でした。
市役所の職員にとっては市長が王様
我々政治家にとっては国民が王様です。
しっかり教育をうけていない一人の王様が長く在位すると、国が疲弊しますね。
だから、民主主義で権力の交代制を担保したんです。
しかし、国民すべてが王様となると、教育(啓蒙)が大変です。
教育がしっかりしてないと、メディアが王様を動かしてしまうから。
我々、政治家は王様にいつも迎合するのでなく、勇気ある苦言を言わねばならない。
それを恐れてやらないと、今の民主党みたいになってしまうし、
市長の顔いろばかり伺う職員に指摘できなくなります。
そんなことを考えながら、事務所に戻り、選挙のビラ作りを頑張ります
言うべきことをしっかりいう。
朝の吉田松蔭の話に繋がります。