東佐井寺小学校を訪問しました。
*校長先生の学校紹介
東佐井寺小学校について3点お知らせいたします。
1 今年度の研究主題(努力目標)は『ことばでつながり、みんなで学ぼう』
~伝え合う力の育成~です。子どもたちが話す力・聞く力を身につけるように研究しています。
2 地域の方々・保護者の方々によるボランティア活動が盛んに行われています。
読み聞かせ・見守り活動・花や緑の世話など、広い範囲で子どもたちがお世話になっています。
3 平成23年度(来年度)に本校は創立30周年の節目を迎えます。記念の事業等について、計画・
立案・実行するための委員会組織が間もなく結成されます。
今回も抹茶を振舞ってくださった西村校長先生。今回はこれまでの学校訪問の中で始めて、若手の先生がアテンドについてくださり、
学校の案内をしていただきました。校長先生も訪問が2回目となると対応が手馴れたものです。
写真左手が、アテンドをしてくださった井上先生です。
(校長先生との懇談)
校長先生からは施設面での要望を手短にお伝えいただいた後、若手の先生の意見を聞いて欲しいとの事で、すぐに井上先生(38歳)
を交え、懇談が進みました。
井上先生からは、子ども手当をもっと子どもの教育に特化した使い方はできないか、といった意見や子どもの食生活への提言、
経験のあるベテラン先生の任期延長などの提言を頂きました。
子供たちは落ち着いた様子で授業を受けており、我々が見学に行っても騒ぐこともありませんでした。
ちょうどプール学習をしていました。吹田の小学校には低学年用と高学年用のプールが二つあります。これはかなりの特色です。
夏休みの課題研究の発表を見せてもらいました。面白かったのでかなりゆっくり時間を費やしてしましました!
来年創立30周年の記念事業が行われるそうですが、
回収した校舎の壁が余りに不恰好なので記念事業前の塗りなおしを地域の皆さんが希望されているようです。
築30年の学校は吹田ではそんなに古いほうではないので、ついつい頭で環境はいいほうだろうと思ってしまうわけですが、
校舎の正面がこれでは確かに気持ちのいいものではありません。
子供の使う学校の環境を本当にどうにかしてあげたいと思います。
*神谷コメント
今回は、今までで一番長い時間同世代の現場の先生とお話できたことが良い経験であった。
世代によって考え方が違うのは当然で、やはり同世代というのは価値観や問題意識が共通する。
今どんどん現場の先生方が入れ替わっている。若い世代が急激に増えているのである。この機会に様々な改革を進め、
教育現場をもっと元気と活気の溢れる場所にしたいと改めて感じた。
そしてまたいつか、自分も教育現場に戻りたいと思う。
*インターンコメント
お話を聞いていて、校長先生も井上先生もすごく熱意のある元気な方だなという印象をうけました。
先生も生徒も元気いっぱいで、たくさんのパワーを分けてもらった気がします。また、この小学校には若い先生が多いことに驚きました。
校内案内をしてもらっていて気になったのはやはり校舎の老朽化です。ドアが開きにくくなっていたり床が滑りやすかったり、
決して生徒にとってよい環境である
とは言えませんでした。市が施設などに投じるお金を最小限に抑えることで、そのお金を学校の改修には回せないのでしょうか。
学校訪問をして、私も8年前は小学生だったことを考えるとすごく懐かしい気持ちになると同時に、時間が経つ早さに少し寂しくなりました。
学生の今しかできない経験をたくさんして、日々吸収日々成長していきたいです。(山本)
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この度、吹田市立東佐井寺小学校へ学校訪問させていただきました。
校長先生、教頭先生また井上先生と神谷議員のお話を聞かせていただき私は、
「学校現場で大人がのびのびと楽しそうに子どもたちと接することが、子どもたちに対する最高の教育である」という言葉に感動しました。
私の将来の夢は、小学校の先生です。子どもたちの「夢」にきっかけを与えることができる先生になりたいと考えています。その一歩目に、
先生が楽しく仕事をする姿を子どもたちに見せるということが大切であると思います。しかし、いざ学校現場に入って「教師」
という仕事をしだすと「楽しく仕事をする」ことが忘れがちになるかもしれません。そのことを、改めて、気付かせて頂き、将来私が、
小学校の先生になったときのために、是非、記憶に刻んでおきます。(吉留)