マスメディアではほとんど報道されていませんが、5月16日の土曜日、NHKの偏向報道に抗議するデモが、東京を始め青森、愛知、福岡、そしてNHK台北支局でも行われました。
詳細はチャンネル桜 NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動 に掲載されています。
問題の番組はNHK総合テレビが2009年4月5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー」の第1回放送、「アジアの“一等国”」です。私も偶然にではありますが当該番組を視聴していました。ちょうどその前日(4月4日)に、元台湾籍日本兵 蕭 錦文(ショウ キンブン)氏の講演会へ参加して、日本統治時代を生きてきたご本人の様々な証言をお聞きしたところです。そのため、蕭氏のお話との食い違いに驚いたと共に、負の側面ばかりを大げさに取り上げている番組内容があまりに気持ち悪すぎて、最後まで見ていられませんでした。
産経新聞に当該番組に関する記事が載っていたので、リンクを貼っておきます。
【検証】NHKスペシャル 台湾統治めぐり「一面的」 (2009年5月3日 産経新聞)
歴史に関する正しい知識を持たない人(子供など)がこれを見たら、日本は罪ばかり犯してきた国で、自分たちはその祖先の罪を背負った罪人なのだ……と思ってしまっても不思議ではありません。愛国心を持つことなど到底出来ないでしょうし、祖先や歴史を大切に思う心さえ育まれないのではないでしょうか。
NHKは日本国民から受信料を取って番組を制作しています。日本を代表する放送局として正しい情報を迅速に流してくれると思っていたからこそ、国民は今までNHKに受信料を払ってきたのではないでしょうか。それがこれほど日本国民への悪意や憎悪に満ちた偏向番組を平然と放送するとは…。偏向報道に抗議する活動に一般の市民が数多く参加したことは、日本のメディアのあり方や今までの歴史認識を見直す上で大きな一歩になると私は思っています。ただ、この抗議活動がマスメディアで報道されていない点が気になります。
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【5/25追記】第2弾抗議活動が計画されているようです。