南千里中学校を訪問しました。
*校長先生の学校紹介
本校は平成21年度に開校30周年を迎え、現在、10年先を見通した学校体制の見直しに取り組んでいます。
生徒は、落ち着いて学習やクラス活動また、クラブ活動に取り組み、生徒会は「みんなで守ろう一人一人のガラスの心」
というスローガンのもといじめ撲滅に取り組んでいます。
学校としては、今後も生徒を中心に吸え、地域力・家庭力・学校力の調和のとれた学校として、
互いに協働の精神を発揮していきたいと考えています。
ありのままの学校の様子を誠実に語ってくださった上原校長(右)と高元教頭(左)
当校は住宅街の中にあり静かで、緑もある学校でした!!
卒業製作がすごくよい状態で保存されています。こうした掲示物が壊れていると要注意なのですが、全く問題無しです!!
しかし、まだ開校29年にもかかわらず、かなり校舎は傷んできています。
吹田には40年以上前の校舎も結構ありますから、古い順に改修をかけていくとしたら登校の改修はまだまだ先の話です。
なんとかもっと早く環境をよくしてあげたいものです。
我々が教室に入っていっても生徒がざわつく事はほとんどありませんでした。
学生は驚くほど静かに授業を受けています。1~3年生全てそうでしたから、
小学校の時からしっかり規律の指導ができているのだと感じました。
市内全ての学校がこのくらいのレベルになるようにするにはどうしたらいいのか、、、。
子供の能力などではなく、大人が作る環境の問題だと思います。
かつてはサッカーも全国大会に出るほどの強さだったとの事。
たくさんのメダルやトロフィーがありました。
*神谷コメント
授業態度を見ると市内でもかなりレベルが高い学校であると感じた。
校舎の様子や生徒の服装などをみても規律面では全く問題がない良い学校であると感じた。
しかし、校長先生は隠すことなく学校の様子をしっかりと説明し、学校教育アンケートも見せてくださった。
それで保護者の声を聞けば決して課題がないわけではないということも理解できた。
教育活動は奥が深い。完璧な学校などおそらくどこにも存在しないが、
少しでもよくなるように関係者が力を尽くしていくしかないのであろう。
*スタッフ粂谷のコメント
まず授業を観て感じたことは、校長先生がおっしゃっていたとおり「生徒達は落ち着いている」ということです。
みんな熱心に先生の授業を聴いていました。一方では、先生と生徒が愉快に笑う場面もあり、自分が思い描く「よき学校」
がそこに感じられました。
しかし、築三十年ということもあり校舎施設には問題がみられました。欠けたコンクリ、不十分に補修されたドア、サビの目立つサッシなど、
あちこち目に付いてしまいます。また、開放廊下のため寒さが肌につきました。校舎は生徒の成長を支える大切な土壌です。
安全面での問題は当然のことですが、これでは生徒達のこころにも何がしかの悪い影響を与えてしまうのではないのかと思います。
授業で感じられた「よき学校」をより良くするためにも、改修が必要ではないのかと、そう考えました。