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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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山手小学校 (訪問日 平成20年7月16日)

視察・研修報告 |

山手小学校 (訪問日 平成20年7月16日)

山手小学校を視察しました。

*校長先生の学校紹介

山手小学校のすべての児童の皆さん。三つの約束をしましょう。

① しっかり、勉強しましょう。

(どんどん新しい世界を発見しよう。)

② しっかり、あいさつをしましょう。

(あいさつは、みんなを笑顔にする、魔法のことばです。)

③ 人のために、がんばれる人間になろう。

(あなたには、生きる意味がある。)

新しい海に出かけるときは、

できるだけ、高く帆を掲げ、風を受け、風に乗り、風とたたかいましょう。

上記の呼びかけは、学校ホームページのメインスローガンです。

学校の現状を無視して、校長だけの思いを主張しても、なかなか解決へは進みません。現状に打ちのめされて、
諦めざるをえなかった時もありました。

山手小学校は、上記の呼びかけが、全職員の努力によって実現する範疇に入ると実感しています。不断の努力が前提ですが。

こども達の心の中には、「自分には生きる価値がある。」という認識が息づいているように感じます。いってみれば、
恵まれた生活環境に生きている児童が多いということです。

これをチャンスに活かしたいと思っています。だから、私の一番の希望は、③の「人のために、がんばれる人間になろう。」です。
そのような人材が数多くこの学校に育つことを、私の目標にしています。(今のところ……)
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昨年学校訪問第1回目で、千里第一小学校でお会いした浅野校長。

今回2回目の懇談となったが、同じ先生から異なる学校の紹介をしていただき、
市内でも地域ごとで様々な学校の特色があることが一層良く分かった。

 

 

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若い元気な先生の授業を幾つか見せていただきました。

先生が元気に授業をしているクラスは子供達は元気ですがやんちゃでもあるように感じます。先生が年配のベテランの方になると、
子供達も落ち着いた印象です。毎日接する先生の影響力って大きいです。

 

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研究発表の授業の様子。

みんなが大人しく座ってしっかり聴いていました。

 

 

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山手小では吹田くわいを栽培しています(写真左)実物を栽培しているのは初めてみました。手前には稲が育っていましたし、
別のところには校内菜園がありました(写真左)

これくらい規模があれば、体験授業もバッチリでしょう!!

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ビオトープもかなりの充実振りでした。

 

 

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給食の様子を見せていただきました。山手小では、給食調理員さんが校舎をまわって、
子供達と対話しながら御代わりを運んでくれています。作る人の顔が見えることは子供にとっても良いことです。
食育のお手伝いもしてくださるということで、給食調理員さんも先生がたと一緒になって教育に参加してくださっています。

*神谷コメント

緑の多い落ち着いた印象をてる学校であった。緑を維持するのには手間隙がかかる。それをしっかりやっていけているということは、
子供達にもしっかり目を向けられているということではないか。これまでの学校訪問の経験からもそのような傾向がある。
学校の緑と生徒の情緒の相関関係を調べてみたいと思った。

今回の訪問で印象的だったのは、給食調理員さんの活動だ。これは今まで回った小学校では聞かない取り組みであった。
校務員さんが子供の相談に乗ったりしながら、教育に参加してくださっているという話は聴いていたが、
給食調理員さんの上記のような活動を知れたことは、学校現場を回っていく醍醐味である。
他の小学校でも是非このような活動を広げていって欲しい。また、議会では給食調理の民間委託を進めるように訴えているが、
こうした現場の方々の取り組みもしっかり知った上で、今後の主張を考えて行きたいと思う。非常に実りある訪問であった。

*秘書ちかこのコメント

山手小学校では給食調理員さんが他の学校にはあまり行われていない取組みをされているとのことで、
色々とお話を聞かせていただくことができました。この小学校では、給食の時間中に、給食調理員さんたちがおかわりの鍋をもって、
各教室を回り、子供たちに声掛けをするのだそうです。今日は神谷議員も私も一緒に教室を回りましたが、教室に入ると子供たちが
「全部食べたよ!」「美味しかったよ!」と給食調理員さんに元気に空のお皿を見せに来ていました(^
^)このように毎日声かけをすることで、給食を残す子供が少なくなったのだそうです。

多くの学校では、給食調理員さんと子供たちの交流はあまり盛んではないそうです。自校調理である吹田の特徴を生かして、
山手小学校のような交流が広がるといいですね。

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